松本電工 社長のブログ :
2017/05/19(Fri)

パナソニックリニューアルフォーラムに17,18日と参加させて頂いた。

初の横浜である。

初日は茨城県の優良電気工事会社「大堀メンテナンス㈱」様が金賞を受賞し発表頂いた。

大企業ながら、小さな仕事でもするという方針に感動した。

松本電工はもともともこれからも小さな会社なのでこのまま行こうと思う。

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キャリーケースはいつもなぜか重くなってしまう。

今回の原因は参考書とノートである。

たいした重さではないが、やはり本は重い。

亡くなったじいさんは早稲田大学を出ていた。

大学出てても、たいしたことはしなかったが。

一つ印象に残る言葉がある。

「本は重いからな」

何気ない言葉だが、勉強している人、読書家の方なら気がつくだろう。

昔は、インターネットなんて無かったからすべて紙である。

2日目は、大学の先生の話だった。

レジメを最初見たとき、あー2時間苦痛か眠いかどっちかか。

そう思っていたが見事に期待は打ち砕かれた。

坂村健さんである。

「TRON」を開発した教授である。

一言、一言の言葉がまず違う。自分で失敗して築き上げてきた成果がが何年も掛かって諦めず今でも継続している。

写真は、オーストリアだったか、EUに加盟する前は農業で着実に経営が成り立っていたが、破綻になるくらい落ち込んだという。

どうして打開したか?

農民が自分で勉強しコンピューターを使いプログラムを組んで生産しているのだという。

日本人は、まず自分では出来ない「誰かに頼まなくては・・・それには安いところを探すしかない」

そうなるだろう。

しかし、坂村先生はこう言った。

自ら勉強して出来るようになれば儲かるでしょ!

私は、お酒が飲めませんから懇親会とかは正直きついとこもあるんです。

今回は、2次会には参加せず、部屋に戻り早く寝て、明日の朝早く起きれるようにした。

次の日、こう言われた。

「松本さん、あの後は部屋にすぐ戻ったの?」

次の日、早く起きて勉強した。せっかく参考書持ってきたんだから。

まぁ、みんからかは「付き合いが悪いやつだ」

こう思われているかもしれない。

しかし、坂村先生の言うことは今の時代合っている。

なぜか、テレビでも「東大、京大生のクイズ」なんてやってるでしょ。

もう、バカ騒ぎして面白いだけのテレビ番組ではネットに負けてしまうんだろうと思う。

今回は非常にためになった基調講演だった。



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◇ カテゴリ : 不動産業